入間田地域の里山を歩く健脚者向けのコースです。里山歩きが主で峠を越える道が複数あり、山の抜け道や林道、自然道を楽しみます。特に愛宕山中腹にある雨乞(あまご)のイチョウから眺める下界の景色は抜群です。雨乞のユズは自生する最北限の柚子と言われており、道中では高さ7~10mもあるユズの大木を見ることができます。
【印刷はこちらをご利用ください】柴田フットパスマップ ゆずの里山 入間田コース(PDF)
① 農村環境改善センター |
② すいせんロード |
③ 堀ノ内地区 |
④ 下台の道しるべ「南無阿弥陀仏、右すごうへ、左むらたへ、□□□□、□さ□」と刻まれている道標です。村田と菅生へ通じる道のようです。(※□は判読不能の文字) |
⑤ 福寿山 円龍寺 |
⑥ 八雲神社 |
⑦ こだわり街道ここにお住まいの高橋さんが収集したレトロな看板や置物、珍品や道具などが並ぶ不思議な空間です。TV番組「ナニコレ珍百景」でも紹介されました。 |
⑧ 雨乞のイチョウ愛宕山の中腹に位置する樹齢700年と言われる大イチョウです。国指定の天然記念物にもなっています。周囲の日当たりが良い斜面にはユズの木々を見ることができ、推定樹齢数百年の古木もあります。 |
北限の柚子柴田特産の雨乞のユズは、愛宕山の日当たりの良い南斜面に自生し、自生するユズの中では日本最北限となります。現在、雨乞地区には300 本程のユズの木があります。収穫期には、毎年5万個ほどのユズが実ります。雨乞のユズは、なんと言っても色と香りが良いのが特徴で、皮が厚いため保存がききます。もちろん無農薬です。 |
⑨ 屋敷沢地区江戸時代に仙台藩の武士と職人たちが移り住んだと伝えられる地域で、今も落ち着いた佇まいの家々が並んでいます。付近にある五斗亀溜池は「五斗の米が採れるだけの水田を賄う水量」ことに由来するそうです。 |
【参考資料】
- 柴田町史編さん委員会編 (1983 -1992)『柴田町史』柴田町
- 柴田町文化財保護委員会編 (2017) 『しばたの歴史ガイド』柴田町教育委員会
- 柴田町文化財保護委員会編 (1979) 『柴田町の文化財 第10 集- 城と館』柴田町教育委員会
- 柴田町教育委員会編 (1980)『之波太乃光』柴田町文化財保護委員会
- しばた100 選製作チーム編 (2016)『しばた100 選』柴田町
- 柴田かたりべの会編 (2003)『しばたの昔ばなし』
- エコミュージアム研究会せんなん (2017)『平成槻木ものがたり』
- 柴田町ホームページ (参照2019-3-1)
- 柴田町商工会(2017) SHIBATA-MACHI 旨-UMA! (参照2019-3-1)
- 柴田町観光物産協会ホームページ (参照2019-3-20>
- 日本フットパス協会(参照2019-3-10)
- NPO 法人みどりのゆびホームページ (参照2019-3-10)
- 美里フットパス協会 フットパスとは?(参照2019-3-10)