「花と歴史の香る町 柴田町」を満喫する、船岡でのフットパスの基本になるコースです。
四季毎の花が彩る船岡城址公園と白石川堤一目千本桜の桜並木の景観、神社や仏閣、城下町の風情が感じられます。ビューポイントが多く、それぞれの場所で白石川と桜並木、蔵王連峰のコントラストを楽しむことができます。
春の桜以外にも、夏にはアジサイ、秋の曼珠沙華、冬は冠雪した蔵王連峰の景色と白石川に野鳥が見られ、1年を通じて楽しめるコースです。

【印刷はこちらをご利用ください】柴田フットパスマップ 船岡 花と河の道コース(PDF)

① 船岡駅駅トイレ
船岡城を模して建設された駅舎が特徴です。駅前には町の木である樅の木があります。改札を出て跨線橋を渡った北側出口からスタートします。

② 白石川堤一目千本桜ビューポイント
白石川堤は隣接する大河原町にまたがり約8kmの桜並木が続き、一目千本桜と呼ばれています。蔵王連峰を背景とした白石川と桜並木のコントラストはまさに絶景です。船岡城址公園の桜とともに「さくらの名所百選の地」に宮城県内で唯一選ばれています。

③ しばた千桜橋ビューポイント
船岡城址公園と白石川堤一目千本桜を繋ぐ歩道橋として、平成27年に開通しました。自然の景観だけでなく橋の下を通る東北本線を走る電車の撮影スポットとしても人気です。スロープがついているため、車椅子等でも上ることができます。

④ 『樅ノ木は残った』展望デッキビューポイント
NHK大河ドラマで放映された山本周五郎の時代小説『樅ノ木は残った』の題材にもなったモミの木があります。展望デッキからは白石川や蔵王連峰が眺望できます。

⑤ さくらの里駐車場トイレ
町の特産品や民芸品、銘菓などを販売する直売所のほか、レストラン「花彩 cafe」や喫茶コーナーを併設しており、休憩場所としても利用できます。

⑥ 船岡城址公園(舟岡要害跡)駐車場トイレ
明治維新まで柴田家が居住した舘跡で、現在は公園として整備されています。初春のスイセン、ゆきやなぎ、梅、花もも、春は桜とレンギョウ、初夏のアジサイ、秋の曼珠沙華などなど四季を通じた花の名所にもなっています。山頂には売店や船岡平和観音像があります。

⑦ しばたの郷土館駐車場トイレ
町の歴史や民族・産業などを展示する博物館で、特に第一海軍火薬廠のジオラマは必見です。中庭には船岡・館山から出土した「俵石」と呼ばれる玄武岩が野外展示されています。(休館日:月曜日)

⑧ 白鳥神社神社
東北地方で多く見られる白鳥信仰の神社です。元々は四保山(舘山-現在船岡城址公園)の山頂に祀られていましたが、明治12年に現在の場所(柴田家の武道場「明了館」の跡地)に移されました。

⑩ 岩松山 恵林寺(えりんじ) 寺
原田家菩提寺の東陽寺の末寺で、伊達騒動の中心となった原田甲斐を偲んだ供養碑と伝えられる石碑が本堂の裏手にあります。境内には見事な桜があり訪れる人の目を楽しませています。

⑪ 妙高山 大光寺寺
柴田家の菩提寺です。樹齢200年以上の大イチョウ、本堂裏の岩窟には五百羅漢が安置されています。また、山門を出た左側には明治時代に活躍した産婆の及川ます嫗(おう)を顕彰した石碑があります。

【参考資料】